Insta360 Flowを自腹レビュー!DJI Osmo Mobile 6との比較

ガジェット
スポンサーリンク

こんにちは、OBARKINです!

今回はInsta360 Flowを自腹でアマゾンで購入したので、既に持っているDJIのOsmo Mobile 6との比較を行いました。

DJI Osmo Mobile 6だけでなくDJI Osmo Mobile 3Zhiyun Smooth 5など様々なスマホ向けジンバルを使ってきた私が、実際にInsta360 Flowを使った感想をベースにスペック面だけでは気付かなかった、Insta360 Flowが優れている点、劣っている点について忖度なしでレビューします!

スポンサーリンク

開封・外観チェック

箱は小さめです。箱を開けるとクリア部分のアームがチラり

箱のフタには日本語で説明が記載されています。付属品についてはざっとこんな感じ。

本体、スマホクランプ、シリコングリップ、袋、充電ケーブルが付属しています!

ではここから本体をアップで見ていきます!

本体のマットなホワイトとアームのスケルトンが最高にかっこいいです。
最近で言うとNothingのスマートフォンやイヤホンのようなデザインですね。

スポンサーリンク

スマホクランプ

画像のスマートフォンはiPhone 14 Pro Maxです。
Insta360 Flowのスマートフォン取り付け用のクランプですが、DJI Osmo Mobile 6用の物よりも深めで大抵のスマートフォンは取り付けれそうです。

折り畳みスマートフォンGalaxy Z Fold 4では使えない

ちなみに私は撮影用にiPhone 14 Pro Maxを使っているのですが、普段生活のメイン機は折り畳みスマートフォンのGalaxy Z Fold 4を使用しています。

Galaxy Z Fold 4でクランプに取り付けれるか試してみたところ・・・

まあやっぱり無理ですね笑

DJI Osmo Mobile 6のクランプでも取り付け不可でしたので期待はしていませんでしたが、ケースを外したとしてもかなり厳しい。これは一般的なスマートフォンではないので仕方ないですね笑

Insta360 FlowとDJI Osmo Mobile 6の違い

Insta360 FlowDJI Osmo Mobile 6の主な違いですが、まずはこちらの表をご覧ください。

Insta360 FlowDJI Osmo Mobile 6
重量(本体+クランプ)401 g340 g
三脚内臓グリップ式三脚(72 g)
内臓バッテリー容量2900 mAh(12時間)1000 mAh(6時間24分)
延長ロッド188 mm215 mm
対応スマホ重量130~300 g170~290 g

このスペックを見る限り、バッテリー容量は大きな違いになりますね。
Insta360 Flowは12時間使用できますが、DJI Osmo Mobile 6は6時間半ほど。使っていると割とすぐ電池が無くなる印象は拭えませんが、Insta360 Flowは12時間持つのでかなり安心して使える印象です。

また、重量に関してはInsta360 Flowの方が61gほど重たいですが、私の場合DJI Osmo Mobile 6を使う際は基本的に三脚グリップをつけっぱなしにしていた為、実質412gでした。

Insta360 Flowは三脚が内臓されている為、個人的に重量面では「どちらも同じような物」と言う解釈です。

延長ロッドに関しては、Insta360 Flowの方がやや短いですが、ジンバルのアームが少し長いので実質的にはこれもほぼ同じになります。

ではInsta360 Flowの購入の決め手ですが、下記の点が非常に強力な決め手となると思います。

購入の決め手

アプリケーションが賢い

とにかくアプリが賢いです。

AIを駆使したトラッキングでは対象が物の裏に隠れたとしても追尾してくれる点は、他の方も紹介している通り凄い機能なのですが、他にもシチュエーションを自動で判別して撮り方ガイドを左上に表示してくれたりします。

また、ズームに関しては本体のホイールを素早く回すことでレンズを簡単に0.5倍、1倍、3倍と切り替えることができます。

もちろん、徐々にズームイン、ズームアウトすることもできますが、Osmo Mobile 6を使っていて撮影するレンズを素早く切り替えたいと思う場面が多かったのでこの点はInsta360よくわかっているな~と言う印象です。

収納・取り出しがスマート

まずはこちらの画像をご覧ください。DJI Osmo Mobile 6です。

DJI Osmo Mobile 6は折りたたんだ状態でスマートフォン取り付け部分が内側を向いています。

しかし、Insta360 Flowは折り畳んだ状態でスマートフォン取り付け部分が外側を向いています。

一見何気ない違いに見えますが、内側に向いているDJI Osmo Mobile 6は、クランプを取り付けた状態で本体を収納することができません

Insta360 Flowの場合、クランプが外を向いていることからこのようにクランプを取り付けた状態で収納したり、場合によってはスマホを取り付けたまま折りたたむことができます

これは、普段の撮影においてスタビライザーを使うか迷うようなシーン大きなアドバンテージになります。

アウトカメラで自撮りができる

画像のように、DJI Osmo Mobile 6は左90度+右90度の合計180度しか首が振れないため、基本的に前方向の撮影しかできませんでした。
そのため、自撮りをしたい場合はインカメラを使用することになります。

しかし、Insta360 Flowは根本部分が360度回転します。そのため、画質の高いアウトカメラを自分の方向に向けることが可能です。

延長ロッド+超広角レンズを使えばGoProのようにかなり広い画角で自撮りすることもできるので、旅行で周囲の景色と撮る際も最強のスタビライザーです!

また、360度回ることからGoogle Mapのストリートビューのような360度写真を撮影することができます。

この違いは、撮れる映像の幅が大きく広がることからInsta360 Flowの大きなメリットと言えるでしょう。

気になる点

気になる点があるとすれば、上方向の首振り角度ですね。

DJI Osmo Mobile 6はクランプ取り付け部分の関節が少しクイっと曲がっており、本体を上に傾けなくても、かなり上方向へ首を振ることができますが、Insta360 Flowは上方向への首振り角度が少し小さいです。

直角に持つ場合、ジョイスティックで一番上に向けたとしてもこの程度が限界で、ジョイスティック操作のみでこれ以上に上方向へ向けることはできません。

なので、グリップを前方に傾けてスマートフォンを前のめりに撮影したい場合は、延長クランプを少しだけ出し、延長ロッドの根本角度をつけることで正面の撮影や、上向き撮影などが楽になります。

基本的にはジンバル本体を直角に持って撮影すると思いますので、その場合は本体を上へ向ければ普通に上を撮影できますので大きな問題にはなりませんが、使う人の持ち方によっては注意すべきポイントですね。

DJI Osmo Mobile 6から乗り換えてみての感想

個人的な結論として、Insta360 FlowDJI Osmo Mobile 6よりもオススメできます。
その主な理由ですがアプリが優秀である点やアウトカメラで自撮りができる点、また収納と取り付けがスムーズに行える点がとても気に入りました。

Insta360 FlowDJI Osmo Mobile 6をかなり分析している印象です。レンズの簡単な切り替え、スマートフォンクランプを取り付けたまま収納できるなど、DJI Osmo Mobile 6で不便に感じていた点を上手く改善しています。

また、縦横撮影の切り替えやスリープ、再センタリングなどほぼ全てのボタン操作(ボタンを押す回数など)はDJI Osmo Mobile 6と同じです。その為、DJI Osmo Mobile 6から乗り換えても全然使い方に迷うことはなかったのも良かった点です。

現時点ではDJIに限らず他のスタイビライザーと比較してもInsta360 Flowはスマートフォン向けスタビライザで頭一つ抜けているという印象です。現在のタイミングなら間違いなくInsta360 Flowを購入すべきだと思います。

以上のような理由から、Insta360 Flowが圧倒的に強すぎるということで、私はDJI Osmo Mobile 6を某フリマアプリで売却し、Insta360 Flowの購入費として補填しました笑

今後の撮影はInsta360 Flowで生きていこうと思います!そのぐらい完成度が圧倒的でした笑

以上、参考になれば幸いです!もし商品に興味を持っていただいた方は、下にリンクを貼っておきますので是非検討してみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました