皆さんお久しぶりです、OBARKINです!
今回は2024年にBambu Lab A1(AMSなし)購入以降、様々な物体を印刷してきましたが、上位機種が欲しくなり、デュアルノズル対応のBambu Lab X2Dを購入したので、購入時に印刷した必須アイテムや、P2Sなどと比較し、X2Dが気になっている方や、初めて3Dプリンターを買う方に向けてレビューしていきます!
A1からの買い替え理由
今までBambu Lab A1というオープンフレームタイプの3Dプリンターを使用していました。
しかし、今回どうしてもX2Dが必要になった理由が、
- 造形温度の高いABS系素材が印刷したくなった(A1は基本PLAメイン)
え?これだけ?と思うかもしれませんが、まじでこれが自分の用途には死活問題でして、説明させてください!
PLAは55~60℃を超えるとぐにゃりと曲がってきます。
こちらの記事ではGoogle Nestドアベルというインターホンを屋外に取り付けるパーツを作成、PLAで印刷しましたが屋外パーツでも、日陰なので夏場でも耐えています。

しかし、テスラ用のMagSafe取付用マウントの場合、PLAだと1日夏場の車内経験させただけでぐにゃっと形が崩れてしまうんです。(ブルーのやつ↓)

そこで、85℃まで変形しないABSという素材をA1で印刷しようとしたのですが、オープンフレームタイプなので庫内の温度=部屋の温度のため印刷中直ぐに反ってしまい、Bambu Lab A1では印刷不能。
P2Sとも迷ったが…
熱に強いABSを印刷するために箱タイプ(エンクロージャー)になっているプリンターがやはり必要という結論に至りました。
そこで多色印刷などもついでにできたらと思い、筆頭に上がったのがBambu Lab P2Sという機種でした。
Bambu Lab P2Sのメリット
- ガラスドアでしっかり庫内の温度を保ってくれるエンクロージャー付き
- AMS 2 Pro(多色印刷)対応(例えば色変化だけでなく、PETG印刷時にPLAをサポート材としてかますとお互い素材が混ざらないので綺麗に剥がせたり楽しそう)
- A1と比べてアプリから見るカメラ映像がちゃんと動画で見れる(A1は1秒1フレームなど動きは見れた物じゃなかった。)
ほぼこちらの購入で決めていたのですが、買わずにごにょごにょしていると、数か月後直ぐにX2Dという機種が発売に!!(待っててよかったー)
P2Sに対してX2Dの主な違い
- アクティブヒートチャンバーという庫内の温度を強制的に温めれる(P2Sもエンクロージャー付きで庫内温度を保てるがヒートベッドの温度を利用して温度を上げる)
- デュアルノズルなので2色の切り替え時にPoopというゴミが発生しない、時短
- P2Sから+27,000円
ということもあり、この価格差ならX2D買うしかないだろう!ということでX2Dを思い切って購入しました!
開封、組み立て編
着弾!ダンボールでっか!

開封してみると、天井の緩衝材と一緒に工具キットも入っていました。

取り外すと、本体のお見えです。

ビニール袋ごとつまんで下さいって書いてたのでそのままUFOキャッチャーみたいに上から持ちあげました。
厳重に梱包されていて素晴らしい!


A1の時もあったおなじみのシールたち、今回もしっかり付属しています。

手前のガラスは天板です。

中にも色々付属品が入っていました。


赤い固定具を全部外していきます。


付属の画面と、ヒートチャンバーのフィルターを取り付けます。




完成!

設置後の設定編
言語の入力と、Wi-Fiパスワードを入力


アプリにてアカウントと紐づけ!

画面に従い振動特性などの自動キャリブレーション実施(実際にやるのはスタートボタン押すだけw)

A1の時に使っていたフィラメントですが、しっかり何番にどの素材の何色が入っているか認識してくれました。


Bambu Lab A1との画面サイズ比較
中々2台同時にある環境も少ないと思うのでA1とX2D(P2Sも同じ)の画面サイズ比較してみました。
表示面積で言うと2倍ぐらい違ううえ、操作感はX2Dの方はAndroidスマホみたいな感じで、超サクサクなんです。(A1はタッチの反応はいいが、スクロールなどはサクサクしていない。)

早速印刷してみた!
ノギス

まず真っ先に印刷したのは、色々印刷したいものを計るときにめっちゃ重宝するノギスですね!
今までA1の単色印刷だったので目盛りを色変えて印刷することができず、今回はじめてAMS 2 Proを使って印刷してみました!
モデルは同じBambu Labが運営するMakerWorldからダウンロードしましたので、興味のある方はぜひどうぞ!
ちなみに、iPhoneの長さを計ってみたらカタログ通りで精度完璧でした。
キーボードクッション(リストレスト)
純正のTPUフィラメントは少しお高めなので、社外のOVERTRUE TPUフィラメントを購入し、印刷してみました!
印刷したモデルはこちらです。
TPUは非常に水分吸いやすく、梅雨の時期だったのでAMS 2 Proでしっかり乾燥かけてました。
素材ごとに適正温度などデフォで入ってくるので知識がなくても割と何とかなります。

ぶにぶにです↓


仕上がり完璧です!
念願のテスラ用MagSafeスマートフォンホルダーをABSで再印刷
そして、このために16万円かけてX2Dを購入したといっても過言ではない、テスラ用の画面端に取り付けるMagSafeホルダーを高耐熱のABSで印刷してみました!

結果は、一発であまりにも完璧な印刷だったので本来運転席側のみでしたが、Bambu Studioで左右反転させて助手席側も手間ゼロで作っちゃいました!
背面Poop排出用ゴミ箱は必須
デュアルノズルで2色間切り替えの際にPoopが出ないためフィラメント代は長期で見ればP2SよりX2Dの方が有利なのですが、印刷前のパージ時などは絶対にこのゴミが出ます。
そして付属品にそれを受ける用の物は一切なく、Bambu Labの意図として3Dプリンター本体で印刷してねって感じなのでおすすめのX2D用Poop箱貼っておきますね!
モデルはこちらです。



これないと背面ゴミの山になりますので絶対につけた方がいいです笑
また、ABSなど印刷する場合本体が熱くなるのでPLAで印刷してしまうと廃熱などでこれもぐにゃっと曲がってしまうので自分が印刷する一番耐熱が高い素材で印刷することをおすすめします。
A1と比較して気になる点(個人的理由)
Bambu Lab A1から買い換え、非常に満足していますが一点だけ使用上気になる点が見えてきたのでそこだけご紹介しておきます。
それが、この赤〇で囲った部分の窓から部屋内の様子がBambu HandyやBambu Studioから透けてしまう点なんですw


というのも私はA1の時から友人3名とネットワーク経由で外部とプリンターを共有していました。
(1アカウントを3人でログインして好きな物を印刷できるようにシェアしている状態)
A1の時は正面向かって右側に、左向きに対してカメラがついていたのでオープンフレーム型でも背景は壁しか映っていなかったのですが、X2Dは左側にカメラがあり、右を向かって映しています。
そのため、今までと同じように設置するとBambu Lab X2Dの右手側にPC、モニターがあるので自分の顔がずっとBambu Handy、Bambu Studio経由で監視可能な状態にw
ということで向きを90度回転させて対応しました笑(人によっては右窓覆っちゃってもいいと思います。)
という超個人的な使い勝手変化による副作用1点だけご報告しておきます。
結論・初めて買う人は何を買うべき?
私はBambu Lab A1からX2Dに買い換えて非常に満足しています!
何より、高耐熱のパーツを高品質で印刷できるようになったことだけで自分には大満足です。
熱をかけて印刷したいタイプの人の場合、P2Sのヒートベッドの温度で庫内を温める方式では若干心もとないので、そこに重点があるという方は2.7万円高く払ってでも得られるものが大きすぎるのでX2Dを買うべきだと思います。
(P2SとA1シリーズではエンクロージャー以外に値段ほどの機能差はないように感じます。)
また、3Dプリンターに興味があり、Bambu Lab製品を検討しているけど最初から高いものは…と私が2年前にA1買ったように迷っている方は、55℃以上の環境(外など)で使う物を印刷するか、これが大きな分かれ目になると思います。
逆に室内用部品やフィギュアなどを印刷したい方は、世界で一番売れているBambu Lab A1 miniでも良いぐらいだと思う、というのがお試しでA1買ってX2Dに乗り換えた私の結論になります!
(印刷速度の違いなど細かなスペックは違いますが、PLAを印刷するだけなら差は出ないです。)
玄人になるとA1 miniをダンボールなどで囲ってP2S化してABSを印刷されている方もいらっしゃるので、そういう節約の仕方もありかもしれません笑
ということで今回はBambu Lab X2Dを買ってみての感想でした!あなたの3Dプリンター選びのご参考になれば幸いです!下記リンク貼っておきますのでもし興味のある方は、見てみて下さい!
そしてさようなら、A1!(ネットワークで3Dプリンター共有している人に、もう1拠点として物理的に譲りました。)


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