みなさんお久しぶりです、OBARKINです!
最近VALORANTにハマっておりまして、記事の更新ができていませんでしたm(_ _)m
今回はVALORANTで無事イモータルランク(大会出場資格ぐらいのランク)に到達し、ご褒美として前から欲しかったDellの有機ELゲーミングディスプレイ AW3423DWを購入したので、ゲーマー+映画好きの目線で日常使いにもフォーカスしてレビューしていきます!
以前使っていたウルトラワイドモニター Acer XV340CK
私は今まで当ブログでも以前にご紹介したウルトラワイドモニター AcerのXV340CKを使用していました。
このゲーミングモニターはUWQHD(3440 x 1440)解像度のIPSモニターでありながら、リフレッシュレートが144Hzのスペックを持ち、6万円という破格の安さが特徴的なモニターで、今まで愛用していました。
しかし、2年ほど使っているうちに以下のような問題点が見えてきました。
①配色が青白い(色合いを調整してもバランスが崩れる) ➱ 映画鑑賞に不満
②応答速度1msは特別モード時のみで実用的なモードの基本応答速度は4ms ➱ FPSゲームでの残像感
③34インチの大画面で非湾曲 ➱ モニターからある程度離れても左右が薄暗く見える
これらの理由から、新しいモニターを探していました。
絶対譲れない点としては作業や映画鑑賞を行うため、解像度が3440 x 1440のUWQHDであること、ゲームを割と本格的にプレイすることからリフレッシュレート144Hz以上と応答速度1ms以下であることでした。
開封の義
購入はこちらのAmazonで購入しました。さすがに、発送から到着まで24時間ほどと非常に早く、お届けもスムーズで安心でした。
届いた箱には王者の風格が漂っており、OLED、GTG(応答速度) 0.1msの文字が!
そして開封すると・・・
一番上の段には書類やスタンド、VESAマウント類などが梱包されており、その下にはメインディッシュのディスプレイが入っていました。
今回は一番上に入っていたVESAマウントを取り付けて、モニターアームにネジ止めしていきます。
現在私は、G Pro X SUPERLIGHTと言うゲーミングマウスと、SONY INZONE H7と言うゲーミングヘッドセットを使っています。
このモニターの裏側にはUSBポートが搭載されているため、ワイヤレスデバイスのレシーバーを全て背面に刺しておき、カバーを閉めることでデスク回りをスマートに仕上げることができました!
じゃじゃーん!完成!
一般的なモニターはアンチグレアと言う表面加工で、反射が無いようになっていますが、この商品は有機ELのためスマホのように反射のある加工です。
いざ電源を投入してみると昼間でも全く反射は気にならなかったですね。むしろ透き通るような映像に感動しかありませんでした!
VALORANTのVCJ配信が行われていたので、YouTubeで流していたのですが、緑が綺麗すぎて驚きました笑
大会配信のキャスター席の背景でも感動できる。。恐るべし有機EL
購入の決め手
ここからは、本商品を購入するに至った決め手を紹介してきます!
選択肢としては同じIPSパネル、3440 x 1440のUWQHD、高リフレッシュレート&応答速度の性能を持つ34GN850-Bや、Predator X34 、BenQ MOBIUZ EX3415Rなどがありました。
他にもMSIのVAパネルの製品など様々な商品を検討しましたが、たどり着いたのはこのDell Alienware AW3423DWでした。
今回の購入の決め手としては以下の点です。
唯一、絶対無二の有機EL
正直なところ3440 x 1440の解像度を持ちつつ高いゲーミング性能、さらに画質まで求めている変態は中々いません笑
つまり大衆向けとは中々言えず、このスペックを満たすにはどんなパネルのモニターでも10万円は超えてきます笑
であるのならば、有機ELでよくないか?
ってなっちゃったんですよね。
最近は安いスマホでも液晶から有機ELへと時代が変わりました。有機ELの応答速度については原理的に液晶よりも遥かに速い。
現状のプロゲーマーはBenQ ZOWIE XL2546Kなど、TNパネルもしくはIPSパネルの応答速度の速い物を使っていますが、最近ではゲーマー向け有機ELの製品なども発表されており、スペック的にも今後はどんどん有機ELに置き換わっていくと予想されます。
完璧な映像表現
実は私、8年前の2015年ころにAVAと言うゲームの大会で準優勝するまでゲームをやり続けた廃人だったんですが、そのころに使っていたのはBenQのTNパネルモニター(リンクの旧世代、応答速度が5msだった頃のバージョン)。
そこからガチ勢を引退してLGのIPSパネルのモニターや一つ前のAcerのモニターを使った時は、色彩表現や視野角が段違いすぎて感動しました。
それと同じことが今回また起こりました。
一般的に「非常にきれい」とされるIPSパネルのモニター。AW3423DWの有機ELモニターを経験すると、IPSパネルがおもちゃのモニターのように感じます。
黒の表現はグレーっぽさが一切なく、真っ黒。しかも色はIPSパネルと比べ物にならないほど鮮やかです。
また、商品にはこのように色のキャリブレーションレポートが付属しています。
個人的に一番現実に近い表現ができるモニターはiPhoneの画面だと思っています笑
今までのモニターはiPhoneと同じ映像を映しても、まるで違う色見でした。しかし、このAW3423DWの有機ELモニターはカラーキャリブレーションも行われており、iPhoneで表示した映像がそのまま34インチの3440 x 1440で表示されているような感覚です。
これは素晴らしい。
実は安い17万円(2023年3月現在は13万円程度)
購入時17万円でしたが、そのあとすぐ値下げやセールが行われ、現在は13万円~15万円で販売されています。
UWQHDのゲーミングとなると、液晶モニターでも10万円は超えます。有機ELでこの価格なら、有機ELが絶対オススメです!
また、AW3423DWでは175Hzだったリフレッシュレートが165Hzになり、その他無駄な機能が省かれたAW3423DWFと言う製品が最近発売され、現在の販売価格は11万5千円。現状このスペックのモニターを探しているならマジで買いです。こんな安く買える人が羨ましすぎる。。
スペック面の違い
モニタースペックの比較はRTINGS.comがとても見やすくまとめられており、おすすめです。
この画像は以前使っていたXV340CKとの応答速度、残像感の項目を比較している部分ですが、これだけ見ても残像感にかなりの違いが見られます。
今回のAW3423DWに限らず、大体主流のモニターはこのサイトで詳しく検証されたデータが公開されていますので、自分が気になっているモニターなどの比較にぜひ使ってみてください。
ゲーム性能
ここからは、しっかりレビューするため開封から1ヶ月経過後のレビューです。
VALORANT(FPSシューティングゲーム)
私のPC環境はCPUがi7 8700K、GPUがRTX 2070 Superです。PCスペックとしてはそろそろ古くなってきた頃ですが、VALORANTでは最高設定で200~300FPS出すことができ、このモニターのスペックをきっちり使い切ったうえでのレビューになります。
また、VALORANTは競技性を重視していることからウルトラワイドモニター(21:9)でもアスペクト比が16:9までしか表示できません。そのため、左右に黒帯が入っていますので、実質的には2560×1440相当の解像度表示になります。
まず、このモニターですが、控えめに言ってガチ勢にもおすすめできる最強の万能モニターです。
実はVALORANTのRiot ONEオフラインイベントでBenQ ZOWIEが発売した最新の360Hzモニターを触ったことがありましたが、それと同レベルの敵の見やすさです。
敵がクッキリ写る感じですね。以前使っていたAcer XV340CK(144Hz、4ms)とは比較にもなりません。
これは、リフレッシュレートはBenQ ZOWIE 360Hzの半分ですが、応答速度が0.5msのBenQ ZOWIEに対して、AW3423DWは0.1msであることが残像の少なさに貢献していると感じます。
間違いなく撃ち合いのレベルは向上し、本格的なゲーミング運用にも耐えられるスペックです。
ホグワーツ・レガシー
最近流行りのホグワーツ・レガシーを有機ELモニターのAW3423DWで表示するとこんな感じです。
ウルトラワイド(21:9)3440 x 1440の解像度をフルで表示することができ、大迫力!
このゲームはグラフィックが美しく、緑も多いことからすごく目が癒されますね笑
最高クラスに重たい最新のゲームで、175FPS出すのはかなり難しいですが、逆にグラフィック設定を上げて60FPS程度で遊ぶと驚くほど美しい映像体験を得ることができ、大満足でした!
映画鑑賞にも抜群の色彩表現
ゲーミングモニターでも有機ELをつんでいるので作品鑑賞の性能も抜群です。
暗い部分は真っ暗に表示することができるので、とても映画の世界に入り込むことができますね。
余談ですが、アバター2を映画館で見たのですが、このモニターで再度見直すのがとても楽しみです!
ゲーム性能・映像鑑賞・仕事を1枚で両立できる最強モニター
まとめですが、この有機ELモニターは複数ウィンドウ表示しても文字が潰れず読める解像度&画面サイズです。そのためPCを使った作業も、このモニター1枚で十分効率を上げることができます。
カラーキャリブレーションが適切にDellで行われていることから動画編集など映像関係のクリエイティブに対しても、利用することが可能です。
また、このモニターは周囲4辺に2mm程度ずつモニターの表示領域よりも若干大きいパネルが搭載されています。焼き付き防止として、表示領域を少しずらしながら図のようにローテーションしています。
さらに、4時間以上点灯させた後に電源OFFにした場合、ピクセルリフレッシュ(6~8分程度)が行われるようになっており、その他にもパネルリフレッシュなど有機ELに配慮したメンテナンス機能が豊富に備わっていることから、耐久性にも期待できます。
このモニターはプライベートでのゲームや映画も鑑賞は勿論、仕事などの作業も全て成し遂げたい方にとてもオススメの有機ELモニターであると感じました。
初めてのPC向け有機ELモニターでしたが、値段をはるかに超える技術と体験を提供してくれるモニターでとても満足しています!
この有機ELモニターは勿論、比較したモニターも含めて下にリンクを貼っておきますので、ゲーミングモニターを探している方はぜひご検討してみてください!
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました!m(_ _)m
よいゲーミングライフを!
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