【GSX-R125】自力メンテナンス 冷却水クーラント交換

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お久しぶりのOBARKINです!

今回はGSX-R125が納車された2年と1ヶ月ということで、交換時期を迎えたので冷却水クーラント交換を行なっていきます!
初めて冷却水を交換されるという方でもわかりやすいように、交換のテクニックや必要な品物など複数の写真を使ってわかりやすく解説していきます!

それではよろしくお願いします!

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必要な物品

消耗品

SUZUKI純正ロングライフクーラント(LLC)
精製水
M6ドレンパッキン

今回は純正クーラント液を用意しました!また、ラジエーターの洗浄は精製水を用いるようにという記載がメンテナンスブックにあったので格安の精製水も合わせて用意しておきました!

使用した工具・あると便利な物

8mmレンチ
パーツクリーナー
廃油処理パック
ショップタオル

ドレンボルトを抜く時に8mmレンチが必要です。また、オイルほどではありませんが意外とクーラントがドロっとしているので、カウルやエンジンについたクーラントを綺麗に洗浄できるようにパーツクリーナーとショップタオルがあるととても便利です!
廃油パックは洗浄した精製水2Lと冷却水の分で4.5Lパックあれば十分足ります。

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クーラント排出

作業は必ずエンジンが冷えてる状態で行って下さい。走行後にやると内圧が上がっていて熱湯が吹き出す危険性が高いです。

まずは右側のカウルを取り外していきます。そして、廃油パックをエンジンしたに用意し、ここのドレンボルト(8mm)を取り外していきます。

実はこのドレンボルトを抜いただけではほとんどクーラントは出てきません!

ラジエーター側のキャップを開けることで勢いよく緑のクーラントが抜け出します。
ラジエーターキャップを先に明けてからドレンボルトを開けると、工具や手が汚れるのでドレンボルト→ラジエーターキャップの順で開けることがポイントです。

クーラントは思っている以上に飛ぶので、最初は上の画像のように45度ぐらい傾けてカバーするようにしましょう。
また、一旦出なくなっても車体を右に倒したりすると再びクーラントが出てくるので、車体を揺らしてできる限り中のクーラントを抜き切って下さい。

ラジエーター側のキャップはゴム部分などが劣化していれば新品のものをWebikeなどから注文します。
今回は2年程度で非常にきれいだったので再利用します!

ラジエーター側が終わったら一旦ドレンボルトを締めて、リザーバータンク側をやっていきます。

左側のカウルを取り外すのが面倒だったので、こんな感じでカウルにおもらししました。
終わってからパーツクリーナーとショップタオルで綺麗に拭き取ればOKです!

ラジエーター・リザーバタンク洗浄

リザーバータンク内のクーラントが抜けたら精製水を使って洗浄します。

精製水はリザーバータンク1杯分ぐらい使用し、あとはラジエーター洗浄用に残しておきます。
精製水が抜け切ったら抜いたホースを差し込んで、次はラジエーター側の洗浄をします。

ドレンボルトは締めた状態で精製水を注ぎ足していきます。

ここで、エンジン内部のクーラントも循環させて洗浄したいので、エンジンをつけます。

大体3分ぐらいエンジンをつけてると泡がぶくぶく出るので液面が下がってきます。下がった分は精製水を継ぎ足します。この時、高温にはならないのでラジエーター側のキャップは締める必要はありません。

3分ぐらい経ったらエンジンを切り、ドレンボルトを外して精製水を放出していきます。

最初は薄く緑がかっていますが、段々と無色透明になっていきます。
ここで余っている精製水はドレンボルトを開けた状態でなくなるまで注いで洗浄、使い切っちゃいます。(後で空の精製水容器をクーラント注入に再利用します)

精製水による洗浄が終わったらドレンパッキンをボルトに装着し、ドレンボルトを締めます。
規定の締め付けトルクは10N・mですが、今回はネジが舐めない程度に感覚で締めましたw

クーラント注入

次に、スズキ純正クーラントはウィンダインゼリーみたいな容器に入っているのでこのままでは非常に注ぎにくいです。そこで、先ほど使った精製水のタンクに冷却水のクーラントを注いでいきます。

冷却水容量は、エンジン側:約800 mlリザーバタンク側:約250 mlです。大体容器の半分ぐらい注げば足ります。

まずはリザーバタンク側に注いでいきます。

量としてはFとLの真ん中より少し上になるぐらいまで入れておきました。(画像では少し入れすぎたので抜きました。)

リザーバタンクにクーラントが注ぎ終えたらゴムキャップを忘れず締めてリザーバタンク側は完了です。

次にラジエーター側に注いでいきます。

液面が満タンのところまで注ぎます。

エア抜き

ここからがとても大変な部分ですが、ラジエーターやエンジン内のエアを抜いていきます。

エアが残りすぎていると、冷却水が温まった際に空気が膨張し、内部の破損につながる為、エア抜きは必ず行う必要があります。

ラジエーター満タンのところまで注いだら、キャップは締めずエンジンを3分ほどかけて本体を立てたり揺らします。

すると画像のようにぶくぶくっと泡が出てきて液面が減っていきますので、クーラントを足し、これを繰り返します。

泡が小さくなってもやればやるだけ出てくるので、どこで妥協するかというのは個人次第になってきますが、少なくとも最初の3回ぐらいはかなりの泡が出るので3回以上はエア抜き必須ですね!

私は5回繰り返し、エアが小さくなってきたところでキャップを締めて終了しました。

最後にドレンボルトやタンク側のキャップなど締め忘れがないか確認し、カウルを取り付けたらクーラント交換は完了となります!

まとめ

今回はメンテナンス初心者の方でもわかりやすいようにできる限り細かく解説してみました!

今回かかった作業時間は2時間でした。オイル交換ほど頻繁に行う作業ではなく、エンジンに関わる大切なメンテナンスですので丁寧に行なった結果ですね!

初回だったので時間かかってしまいましたが、また次回やる時はもっとスムーズにできる様になると思います!

2回目、3回目とクーラントの交換を行う際にパーツ確認などに訪問して頂けると嬉しく思います!

また、オイル交換の詳しい詳細や互換パーツを記載した記事を下に貼っておきますので、ぜひ興味のある方はどうぞ~!

下に今回使用した物を貼っておきますので、ぜひ順に見てみてください!

それでは、お疲れ様でした!

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